2015年2月6日金曜日

江戸東京たてもの園

先日のお休みは、小金井市にある「江戸東京たてもの園」に行ってきました。
江戸時代のお屋敷や、明治時代の洋館、昭和初期の下町の風景等々、建築に興味がある人も歴史に興味がある人も楽しめる、とても面白い場所でした。



ノスタルジックな下町の風情。
醤油店、文具店、荒物屋、生花店などが建ち並び、建物の中には当時の商品や生活用品なども展示されています。




私の幼少時代よりも昔の建物のはずなのに、この懐かしさは一体何なんだろう。



江戸っ子が大好きな銭湯。
お風呂場も実際に見学でき、意外と深い浴槽に入ってみたりする事も出来ます。


明治時代にドイツ人建築家により増築された洋館。
中はかなりレトロな造りですが、平成11年まで新宿に建っていたと知って驚きました。


建築家、前川國男邸。
昭和17年に建てられたとは思えない程、モダンなデザイン。
切妻屋根と吹き抜けが素敵なおうちでした。




常盤台写真場では、今でも2階の写場で記念写真を撮ってくれるそうです。
展示されていた写真は、どれもクラシカルな雰囲気漂う白黒写真。
私達が訪れた日は平日だったので、撮影が出来なくて残念。



3歳の息子は、建物よりも都電に夢中。
渋谷駅前に路面電車が走っていたなんて、今の光景からはとても想像出来ません。


とても綺麗な電車の中。
一人で来ていた韓国人の女の子に、写真を撮ってくださいと頼まれました。
日本ではあまり知名度が高くない「たてもの園」ですが、園内には沢山の外国人旅行客がいてビックリ。
確かにここに来れば、歴史ある日本の建築物を沢山見る事が出来て楽しそう。

三井財閥のお屋敷の広い厨房や、きらびやかなシャンデリアに仰け反ったり、農家で囲炉裏を囲む家族の姿を想像したり、井戸の手押しポンプで水を出してみたり、竹馬で遊んだり。
楽しみすぎて時間が足りなくなってしまい、企画展「ジブリの立体建造物展」は駆け足で見る羽目になってしまいましたが、この展示もなかなか凄かったです。
写真撮影はNGだった為撮っていませんが、細部まで凝っているメイとサツキの家や、3mもの大きさの湯屋の模型は圧巻!
もっとゆっくり見たかったなぁと、後ろ髪引かれながらの帰宅となりました。


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