別府・湯布院・福岡・小倉を4日間かけて巡る旅。
初めに降り立ったのは大分空港。
ターンテーブルではスーツケースと一緒に、お寿司が回っていました。
息子も思わず凝視。
到着ロビーに出ると、無料の足湯コーナーが待っていました。
さすが「おんせん県」!
他に誰も入っている人はいませんでしたが、早速足を浸して機内での疲れをほぐします。
なぜか親子3人、同じようなズボン。
こちらの足湯では手ぬぐいを販売していましたが、大分にはとにかくあちこちに足湯があるので、常にタオルを一枚持ち歩く事をオススメします。
そして膝までめくりやすい服装で行くのも重要。(私はタイトめなパンツだったので、足湯は泣く泣く諦めました。)
大分空港からレンタカーで一時間程ドライブして、別府に到着。
有名な地獄巡りもそこそこに、私たちが夢中になったのはパン屋巡り。
聞いたところによると、別府はパンの聖地らしいのです。
中でも人気なのが、大分随一の老舗「友永パン屋」。
なんと大正5年創業!
これでもかとばかりに老舗感を醸し出すお店の前には、この日も長い行列が。
最初に店内で番号札を取って、外で待ちます。
私たちは374番。20分くらい待ちました。
順番が来ると、お店の人に欲しいパンを伝えて取ってもらいます。
店内が狭いので、セルフで取るよりもスムーズで効率的なシステム。
てきぱき働く店員さん達の姿を見ているのも楽しいです。
パンはどれもふわふわしたソフト系。
食べるとほんわか温かく、昔ながらの’日本のパン’という感じでした。
人気のお店は常に焼きたてが食べられるのが嬉しいです。
パン屋さんだけでなく、地獄巡りも一応しました。
でももう日が暮れかけていたので、事前に調べて興味のあった2ヵ所のみ。
一番有名(?)な血の池地獄。
赤茶色のお湯から湯気が立っている様は、確かに地獄のようと言えなくもない。
でもあまりに観光地化されていて、思っていたよりはほのぼのした印象でした。
昔、最初にこの池を発見した人はさぞかし不気味だっただろうな。
温泉の熱を利用して、ワニを飼育している鬼山地獄にも行ってきました。
置物のように動かないワニが何十匹も横たわっている光景はかなりシュール。
もしこの池に落ちちゃったらどうなるんだろう…と考えると、血の池地獄以上に恐ろしかったです。
チョロチョロと走り回る子供達を連れていたので、尚更怖かった・・・。
別府では「花みずき」というお宿に泊まりました。
ネットでたまたま見つけて予約したのですが、客室が広くて綺麗だし、温泉も清潔。
そして何より、スタッフの方の心のこもったおもてなしが温かく、とても良い宿でした。
玄関で靴を脱いで、素足で過ごすスタイルの宿が好きです。
花みずきは、エレベーターの中も畳敷きで、快適でした。
私達が泊まったのは和洋室のお部屋。
寝室も、洗面所も、お風呂も広々。
大きな窓付きのバスルームにはレインシャワーも備えてありました。
でも大浴場には露天風呂があるので、お部屋のお風呂は一度も使用せず、少し勿体ない気分。
別府で行きたかったお店が、今回はまだお正月休みだったので、近いうちにまた再訪したいと考え中。
その時には必ずまたこのお宿に泊まりたいです。